曹源寺とは?
第2代岡山藩主の池田綱政が祖父と父の善提を弔い、それと自らの冥福を祈るため元禄11年に創建した禅宗のお寺で本尊は十一面観世音菩薩。
曹源寺本堂の後ろには、池田家の墓所があり、こちらには岡山藩四代の藩主綱政から十二代章政までの藩主達や近親者の墓が玉垣の中で眠っている。
また自然豊かな場所に建てられており、四季折々の姿を写真に収める人たちにとっては絶好の撮影スポットとしても有名である。
今回はそんな岡山県中区の曹源寺について皆さんにご紹介をしていきますね。
曹源寺の基本情報
住所:岡山県岡山市円山1069
TEL:0862778226
アクセス:
(車)山陽自動車道岡山ICから約30分
岡山駅から15分
(バス)JR岡山駅から西大寺行きバス約20分、曹源寺で下車して徒歩約5分
駐車場:約10台
料金:見学自由、庭園拝観料は大人100円、小人50円
駐車場:約10台(✳︎紅葉の時期の土日は混み合います!)
料金:見学自由、庭園拝観料大人100円小人50円
ベストシーズン
桜:3月中旬~3月下旬頃
紅葉:11月中旬~11月下旬頃になるそうですよ^^
曹源寺のおすすめのロケーション
一直線の参拝路
この曹源寺は総門・山門・本堂が一直線になっていて、見るだけでもつい「ほおおおお」と思ってしまう直線路。
その路の両脇には約100本の松並木が植えられています。
山門を通り、くるっと振り返ると・・・・・「はああああああ」と感嘆の声が上がリます。
見事なまでの美しい景観に時が経つのを忘れてしまうほど。
この場所はよくインスタにもアップされているスポットになっていて、
写真を撮るのが好きな人なら、一度は撮っておきたい風景です^^
池泉回遊式庭園
池泉(ちせん)とは、庭園に設けられる池であり、回遊式庭園は大規模な池が中心となってぐるりと回りながら見る事ができるお庭のことだそうです。
木々に周りを囲まれているので、新緑・紅葉どちらの季節も心地よく感じられます。
この池には鯉なども泳いでいて、とても風情が感じられます^^
写真もとても綺麗に撮れるので、シーズンにはカメラを片手に訪れる人が沢山のフォトスポットとなっています。
❇︎庭園に入る時には拝観料が必要となりますのでご注意ください
(拝観料)・大人 100円 子供 50円
曹源寺の御朱印のもらい方
このお寺で御朱印をもらうのはなかなか至難の技のようです。
なぜかと言いますと、書けるのが副住職のみだから・・・
そして修行僧の人に聞いてみてもほとんどが海外の人なので「ゴシュイン????』となる事もしばしば。
しかし!
直書きが無理な時には書き置きのものが頂けるので大丈夫です。
御朱印には『圓通』と書かれています。
『圓通』とは『周圓融通』の略で、仏の悟りの世界を表す言葉となっています。
全て行き渡り妨げのない境地を指していて、それが『圓=円』という言葉で表現されているんですって。
仏様の言葉は何とも奥が深いですよね・・・
他にも岡山藩主池田家の家紋「備前蝶」が捺印されていて何だか気品と迫力のある御朱印となっています。
おまけ
海外からの修行僧
曹源寺は修行僧を受け入れており、住職以外はほぼ海外からの方々だそうです。
仏教圏の国ならいざ知らず、キリスト教と思しき国々からわざわざ修行に来られているなんてすごいですよね。
ただ、何かを聞こうと思った時には日本人の修行僧の方などがおられないので少し困っちゃうかも、、、、です。
まとめ
曹源寺は街中にあるにも関わらず、自然に囲まれておりその静けさの中に見られる景色は
私たちを時の空間の中に連れて行ってくれるようなお寺です。
岡山の歴史ある人物たちが作った庭園の美しさの惚れ惚れとすると同時に
海外の修行僧の受け入れもされていてグローバルさにも驚きます。
御朱印も歴史と仏様の思いが詰まったものだというありがたさが増すものです。
そんな素敵なスポットの曹源寺に一度足を運んでみてはいかがでしょうか?