龍泉寺(りゅうせんじ)とは?
岡山県北区下足守に位置する龍泉寺は、奈良時代に報恩大使が創建したと伝えられている神社になります。現存する石垣と建物の多くは、その当時建造されたものです。
岡山の有名なお寺「最上稲荷」からほど近い場所にあり、見事な屋根瓦と華やかな彫刻が印象的な拝殿となっています。
本殿は拝殿の奥にあり、ご本尊は最上位経王大菩薩(最上様・お稲荷さん)、八大龍王(水の神様)。鬼子母神(子供の守り神)、三面大黒天をお祀りしています。
今回はこの「龍泉寺」のパワースポットなどについてみなさんにご紹介をしていきますね。
龍泉寺のおすすめパワースポット【7選】
1、龍泉寺のお滝行
こちらのお寺では一般の方も無地病息災・目標達成などを願っての滝行を体験することができます!
社務所の向かいにある階段を降りていくと水の落ちる音が聞こえてきます。
左側を見ていくと・・・・・滝が!!
落差はなんと約6mの滝
でも、そこまで滝の勢いなどはは強くなくて初心者でもなんとか大丈夫そうだなという感じでしたよ^^
足元も深くはなさそうでした。
しかし、苔なども生えており滑りやすいので要注意です。
私が行った時には4人ほど滝行体験をされるということで説明などを受けていました。
私もしたかったのですが今回は少し勇気が出ずということで、断念しました。
ちなみに、、、
最も御利益を得られるのは一年で一番寒い日と言われている「大寒(一月)」の日だそうですよ。
行衣や草履のの貸し出しもしていました。(こちらは事前に電話をしてください。)
一年中、滝は流れているので機会があればぜひ挑戦して見たいものですよね。
体験されたい方は社務所の方へ電話(086-295-0130)を事前にするか、直接社務所に伺ってください。
2、龍泉寺の龍王池
拝殿よりも奥にまだ道が続いており、
その樹々に囲まれた道を進んでいると急にパッと開けた空間になり、
身の前には大きな湖と赤い鳥居が出迎えてくれます!
ここには、龍王山に降り注いだ天水を貯える龍王池を”八大龍王の御神体”としてお祭りしているそうです。
大宝塔側と龍王池側の両方に”赤鳥居”を立てて神域としている。
湖の反対側からこの赤い鳥居を見ると本当に神聖な場所な雰囲気を感じました。
時折吹く風がなんとも心地よくてこの場所にずっと居て、見ていたかったほど・・・
八大龍王の石碑もとっても威厳のある感じでした!
この掘った文字の勢いがなんとも言えないかっこよさですよね。
赤い鳥居の下、湖のすぐ側まで行くことができます。
湖にはエビやアメンボ、メダカなども生き物をいて自然の心地よさも感じれました。
3、龍泉寺の身代わり地蔵
江戸時代に龍王山の山中で追いはぎが出没し、この道を利用していた足守の人々の脅威になっていましたのでここにそういう人々の身代わりにと龍王山山中の鯉岩の上に身代わり地蔵を安置したそうです。
1648年頃から現在まで、人々を見守って来られた由緒ある身代地蔵様。
これが鯉岩。
確かに目の大きい鯉のような顔してますよね。
4、龍泉寺の干支の石像
こちらは2019年末に、十二支をかたどった可愛らしい石像が勢ぞろいし、新たな名物として参拝者の注目を集めています。
それぞれの干支の石像の台座には御利益が書かれていました。
それぞれの石像の合う部分を触るとその御利益が得られるというものでした。
私もしっかりと撫でさせていただきました^^
少しまるっとしたフォルムの干支たちには自然と愛着が湧いてきますよね。
5、龍泉寺のゆるぎ岩
この大きな岩はなんとびっくり!!
指ひとつで大岩が動くと言われているそうです。
私も試しましたが、、、びくともしませんでした笑
6、龍泉寺の松
境内の中には「龍神の松」と呼ばれている松があり、こちらはまるで龍が昇っているように見えることからこの名称がついたそうです。
樹齢はなんと250年!!
本当に龍が空を目指しているかのようでしたし、こんな松は今まで見たことがなかったのでなんとも不思議な気分でした。
7、龍泉寺・拝殿の釉薬瓦の鬼瓦と棟飾り瓦
龍泉寺の拝殿の屋根などに使われている釉薬瓦(ゆうやくかわら)の鬼瓦と棟飾り瓦(むねかざりかわら)は明石の瓦職人さん(西山上七と重蔵)の作品だそうです。
ちょうど曇っている時だったのであまり見えませんが・・・・
とても色鮮やかな色彩の装飾で実際に見るとパッと目を惹かれました。
この奥に龍の彫刻もあるのですがその龍の眼もキラリと光っていて、
自分自身をじーっと見られているようでした。
龍泉寺の基本情報
住所:岡山市北区下足守900
TEL:086-295-0130
駐車場:あり
御朱印:あり
アクセス:(車)総社インターから車で約10分、
(公共)JR足守駅からタクシー約10分、岡山空港からタクシー約10分」
行事:毎年7月の第4日曜に「お滝まつり」を開催
龍泉寺のまとめ
樹々に囲まれた中さらには広々とした湖のほとりに建てられた赤い鳥居と落差6mある滝が目を惹かれるこの龍泉寺。
このほとりの周りを歩くだけでもなんだかとても神聖な気持ちにもなり、心も和む不思議な空間でした。
自然豊かな場所なので、軽いウォーキングを楽しむのにも良いと思います。
もみじがたくさん植えられており、秋には赤く紅葉した木々たちも楽しむことができそうです。
県内ではとても珍しい”滝行体験”もできるということで一度ぜひ体験してみてはいかがですか?
龍王様のご加護がきっと受けれると思いますよ!