岡山市中区にある沖田神社は沖田新田の開墾にゆかりの深い神、おきた姫と津田永忠を祀る神社となっています。
こちらの神社は色々な水害があった為に、宝永6年に今の場所へと移転しており、
また沖田神社末社として道通宮もあります。
御利益:金運・商売繁盛など
御祭神:アマテラスオオミカミ、スサノヲノミコト、カグツチノミコト、ウガノミコト、ククヌチノミコト、おきた姫
白蛇を祀っていて、金運アップや商売繁盛を願って訪れる方も多いこちらの神社を今回はご紹介していきますね。
沖田神社とは?
おきた姫
この土地の開墾、最後の工程の潮止めが行われる時に、何度しても次の日には崩れてしまうという事が続いていた。その時に屋敷に奉公をしていた「キタ」と言う娘が自ら龍神様の怒りを沈める為に人柱になると、申し出て海の中にその身を投じた。その時を境に何も起きる事なく順調に工事が進み、無事に神社の建設ができたので本殿の床下に「縁の下の力持ち」として「おきた姫」が祀られました。
基本情報
住所:岡山県岡山市中区沖本411
TEL:086-277-0196
授与所:9:00 〜16:00
アクセス:
・JR岡山駅(10番のりば)西大寺行(沖元・津田経由)バスに乗って「沖元」で下車後、徒歩3分(所用時間は約40分)
・最寄り駅のJR大多羅駅からタクシーで約9分
・岡山ブルーライン君津ICから車で約8分
駐車場:境内中に30台、沖本バス停横に100台
道通宮(どうつうぐう)とは?
元々は浅口郡にあったのですが寛政12年に沖田神社内に遷宮し、
道を開き通じ奉った神をして「道通宮」と名付けられたそうです。
白蛇
祀られている理由とは、
『天正10年に備中高松城主の清水長九郎が落城をされ、逃げている時によく信仰をしていた道通宮に「逃がしてくれたら末代までずっと尽くし、お守りします」と祈願すると白蛇が現れて無事に逃げれたという事でその感謝の意を込め、白蛇が祀られています。』
境内の至る所に蛇を見つける事ができます^^
どこに居るか探してみるのも楽しいですね。
それにここは祀られているのが「蛇」なのでお供え用に『生卵』(¥30) が販売されています。
また、白蛇は金運の象徴ともされている事にちなんで、金運向上や商売繁盛を祈願して参拝されている人も多いとか!
道通宮の参拝順路(金運アップ)
「道通宮お岩場」と呼ばれている場所があります。
参拝方法とは至って簡単!
自分の歳または歳の半分の数、本殿を時計回りにゆっくりと回る・・・・それだけです。
少し奥に入ると岩や木などがあって通りにくいかも。
また、白蛇の好物の生卵をお供えして金運UPを祈願しても良いですね^^
沖田神社で開運するなら
成就石
願い事を正面に向けて成就石の上に御神札・お守りを置き、3回まわし、その際に「無情霊峰・神道加持」と唱える。
これであなたの願いは叶うはず!
願い石
境内に、「願い石」と呼ばれている石が3つ置かれています。
大人の男性用・女性用・子供用があり、
願い事がある人は、どれかの石を持ち上げて軽く感じたら願いが叶うようです。
もしも重く感じた時には、もう少ししっかりと神様へとお願いをし、再挑戦してみて下さい。
役割玉
日頃の悪い出来事や災いなど苦しいと感じている事を厄割玉に込め、厄石に向け思い切り投げつけて割ると厄難とストレスが解消される
とされている参拝者に人気のスポット。
何かを砕くことって本当にスッキリしますもんね!
沖田神社のお守り・御朱印
お守りの数もとても多く、その数なんと・・・数百種類!
一般的なものから、「おもてなし守り」「倍返し守り」「団地守り」、キャラクターのお守りなど変わったものまでズラ〜っと取り揃えられています。
御朱印は、沖田神社と道通宮の両方で直書きされたものになります。
2つの名前が一枚に収まってあるのも珍しいですよね。
まとめ
それぞれの由緒は違うものの縁あって2つが同じ境内に一緒にあるとは何とも不思議な沖田神社と道通宮。
また沖田神社で購入できるお守りは選ぶのがとても困難なほど沢山の種類があり、
道通宮は金運祈願でも知られているので、この機会にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?