吉備津神社(きびつじんじゃ)とは?
岡山県岡山市吉備津にある神社で吉備津神社は<桃太郎伝説のモデル>として親しまれています。また日本建築の傑作である吾国唯一の「吉備津造り」の社殿があり、窯のなる音で吉凶を占う<鳴釜の神事>などがある岡山でも有名な神社の一つとなっています。
吉備国の総鎮守で、県内では最も古く大きな神社で、本殿・拝殿の建築様式は「吉備津造」または「比翼入母屋造」と呼ばれており、国宝となっています。
また、吉備津神社はあらゆる神様に手を合わせることができる名パワースポット!金運アップから縁結びまで様々なご利益を得ることができるなんとも素敵な神社。そんな吉備津神社の境内には「あじさい園」があり、例年6月中旬になると、約1500株のあじさいがとても綺麗に咲き誇ります。
本殿から南の本宮社をつなぐ約400mにもおよぶ廻廊(県指定文化財)の途中から、吉備津神社の末社である岩山宮へと続く参道の両側にある紫陽花のグラデーションには思わず目を惹かれるほどです。
今回はそんな吉備津神社の梅雨時期だけ見ることのできる「あじさい」の見頃などについてご紹介をしたいと思います。吉備津神社の「あじさい園」の見どころは?
紫陽花ロード
吉備津神社の末社である岩山宮の参道両側の斜面一面に拡がっている様子は壮観で咲き誇る紫陽花はなんと約1,500株!!
…なんとも素晴らしい景色です^ ^
山の斜面にあるので、階段を少しずつ登りながら見るのもヨシ。
紫陽花に囲まれながら脇にある小道を歩いていくのもヨシ。
階段を登りきった上から視界一面に広がる様々な色の紫陽花も一望して見るのもヨシ。
もちろん!手に触れる事も出来るのでじっくりと眺めるのもヨシ。
紫、青、ピンク、白など様々な紫陽花が見られ、中にはハートの形のものもあったりして、見ていて飽きませんよ^ ^
どこを歩いても紫陽花が綺麗すぎて、時間をついつい忘れてしまいます。 カメラもフル活動ですし、写真映えするのは間違いナシです^^紫陽花の見頃
<観賞時期>
6月中旬~7月上旬(今年の見頃は6/19-26日頃と予想されています)
(※6/25現在 終わり頃)
HPにて開花情報などが掲載されているので、ぜひ確認をしてから行くことをオススメします。<あじさいの株数>
約1500株
おまけ
全長360mの「廻廊」
こちらは県の重要文化財に指定されていて、戦国時代(1579年)に作られたとされています。 また、長さが360mにもおよぶ自然の地形そのままに一直線な回廊となっていて廻廊を歩いてみると、まるで時が止まったかのような静かでゆっくりとした時間が味わえます。 ここは吉備津神社に来たならば、一見の価値がある歴史的建造物なのでぜひ! この廻廊沿いにあじさい園があるので、歴史情緒を感じながら一面のあじさいを眺めるのもおすすめです^^神秘的な音のする「御釜殿」
また、この近くには鳴釜神事が行われる「御釜殿」があります。 鳴釜神事とは、釜の上に蒸篭を置きその中にお米を入れて、蓋を乗せた状態で釜を炊いた時になる音の強弱や長短などで吉凶を占う神事です。 この神事の時のなんとも言えない、独特の鬼の声のような「ヴォーーーーオオ」という音は本当に鬼がいるかのように感じますよ。 あじさいを見ている時にもしかしたらこの貴重な鬼の声を耳にできるかもしれませんね。吉備津神社の基本情報
<所在地>
岡山県岡山市北区吉備津931
<お問い合わせ>
吉備津神社社務所
TEL:086-287-4111
<ホームページ>
吉備津神社<交通アクセス>
電車:JR吉備津駅より徒歩約15分
車:山陽自動車道岡山IC、倉敷IC、岡山道総社ICより各々約15分
駐車場:
第一駐車場、約70台、吉備津神社まで徒歩3分
第二駐車場、約300台、吉備津神社まで徒歩約2分
※あじさい園は第二駐車場からの方が少し近いです。
※駐車場内に無料トイレ設置されています。まとめ
吉備津神社の紫陽花は県内でも有名なスポットとなっています^ ^
今回は「あじさい園」の紫陽花の見頃や見どころなどをご紹介していきましたが、いかがだったでしょうか?
桃太郎ゆかりの歴史ある神社で見ることが出来る紫陽花はなんだか日本らしい雰囲気や趣を感じられ、またこの梅雨時期ならではの自然の美しさを感じる事ができます。
晴れの日のあじさいも素敵ですが、ぜひ雨の雫に光るあじさいもこの時期ならではなのでおすすめです。 ゆっくりとした時間を過ごす中で、お気に入りの紫陽花の色が見つかるといいですね!ぜひこの機会に吉備津神社の「あじさい園」に一度訪れてみてはいかがでしょうか?
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